1/11(金)14時50分~開催!人新世における自然遺産とエコツーリズム:現場の実態を踏まえて議論する
公開日 2018年12月10日
国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に観光を通じて貢献していく――
和歌山大学国際観光学研究センター(CTR)は、健全で持続可能な社会の発展に寄与するというミッションの下、観光学研究を推進しています。2018年度は「観光とSDGs」を年間テーマとして、さまざまなセミナーを開催しています。
第9回目は、CTR専任研究員であるチャクラバルティー?アビック講師に、自身の研究プロジェクトの成果を踏まえて、自然遺産地域におけるエコツーリズムのあり方についてお話しいただきます。
事前の参加申し込みや参加費は不要です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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テーマ
CTR Seminar Series 2018 - Tourism and SDGs - Vol.9
「人新世における自然遺産とエコツーリズム:現場の実態を踏まえて議論する」
概要
「人新世」とは、地球表面における様々な自然的プロセスや生態系は過去100年の間に人為的改変によって大きく変化した、という概念です。このような地球規模の変化期においては、自然遺産を単に「豊かな景観」や「高価値の観光資源」として評価することでは不十分で、環境変化や観光資源の実態を総合的に理解することが極めて大事です。また、自然景観の復元のためにも役割が大きいと思われるエコツーリズムは、現場の実態に基づいた実践が求められます。当セミナーでは、発表者が実施した北アルプス及び知床半島の研究プロジェクトの成果を踏まえ、自然遺産地域におけるエコツーリズムのあり方について検証し、SDGsなどとのつながりについて議論します。
'Anthropocene' is a term that denotes the sweeping changes made to the planet's ecosystems and natural processes due to human activities in the past 100 years. This is also a concept that forces us to rethink how to manage natural heritage in the 21st century; for example, it is no longer sufficient to see nature as 'abundant' or a 'highly valuable resource', and it becomes imperative to understand the current condition of anthropogenic change and impact of tourism in fragile environments. Ecotourism is often seen as a tool to aid conservation and restoration of damaged environments, and therefore it is important that ecotourism is planned and implemented based on ground realities. In this seminar, I will introduce my research projects in North Japan Alps and Shiretoko Peninsula and reflect on ecotourism, conservation, and sustainable development goals.
日時
2019年1月11日(金)14時50分~16時20分
会場
和歌山大学 国際観光学研究センター会議室 [西1号館 107会議室]
(〒640-8510 和歌山市栄谷930)
講師
Dr. Abhik Chakraborty
(国際観光学研究センター専任研究員)
主催
和歌山大学 国際観光学研究センター
亚洲通官网_现金网游戏-【娱乐平台】先
和歌山大学 国際観光学研究センター
TEL:073-457-7025
E-mail: * 亚洲通官网_现金网游戏-【娱乐平台】 ページへ移動します。