国立大学で唯一、学部?大学院一貫で観光学を学べる
観光学部
Faculty of Tourism
Feature 学びの特色
「観光の時代」に活躍できる人材を育成するため、観光経営、地域再生、観光文化の3領域を横断的に学ぶカリキュラムを提供しています。3領域の土台のうえに、自ら選択したより専門性の高い観光の学びを積み上げていくことで、異なる領域を架橋し新たな知識を生み出す力を身につけていきます。また、グローバルな視野で観光を理解し、新しい観光を創りだす力を高めることを目指し、主に英語を用いて観光を学ぶ「Global Program」を設けています。
地域課題を知り、関係者と協働することの重要性を学ぶ「LPP」や世界の観光文化に触れる「GPP」、教員の専門性を活かした「観光実践展開演習」など、充実した「実践型教育プログラム」を通して、現代社会が抱える諸問題の解決に必要な「包括的対応力(ジェネリックスキル)」を養成します。
観光学をリードする教育機関として、国連世界観光機関(UN Tourism)の関連組織であるUN Tourism Academyが実施する「TedQual認証」を2017年に国内で初めて取得。 2020年、2023年と認証を更新し続けています。
Course & Program 3つのコースとグローバル?プログラム
観光経営領域
観光関連産業界の変革をリードする
観光産業及び関連集客交流産業などの特色を理解し、組織?商品?顧客関係のマネジメントや、経営戦略の策定?実行を学びます。観光を主導する能力を備え、観光関連産業界の第一線で活躍できる人材育成を目指しています。
地域再生領域
観光の知識を活かし地域の活性化に貢献する
国内外の都市及び農山村地域における諸問題とその解決の糸口を、経済学、都市計画学、農学、森林学などの多様な分野から理論的かつ実践的に学びます。観光を活かした地域再生の担い手の育成を目指しています。
観光文化領域
文化の視点から観光現象を読み解き、新しい観光文化を創造する
観光客の心理や観光対象の魅力、観光によって生じる出会いや交流を主たる対象とし、文化に焦点を当て理論的かつ実践的に学びます。文化の視点から観光現象を読み解き、批判的思考や創造性を発揮できる人材育成を目指しています。
Global Program
英語を使って「観光」を学ぶ
「観光経営」「地域再生」「観光文化」の3つの領域をベースに、よりグローバルな視野や理解を広げ、国際的な発信力を高めることを目指すプログラムです。観光学の専門性を国際的に生かすため、授業は英語で行われます。
Career 進路?就職先
主な就職先
運輸業
ジェイエア、関西エアポート、ANA関西空港、西日本旅客鉄道、大阪市高速電気軌道、南海電気鉄道、大阪モノレール、他
宿泊業
阪急阪神ホテルズ、リゾートトラスト、休暇村協会、星野リゾート、ホテルマネージメントジャパン、三井不動産ホテルマネジメント、ヒルトン?ワールドワイド?インターナショナル?ジャパン、他
サービス業、娯楽業
ジャルパック、日本旅行、ANA X、近畿日本ツーリスト、阪急交通社、東武トップツアーズ、オリエンタルランド、ユー?エス?ジェイ、ジャパンエンターテイメント、ハウステンボス、海遊館、ノバレーゼ、他
公務員
厚生労働省和歌山労働局、国土交通省近畿地方整備局、出入国在留管理庁(大阪出入国在留管理局)、大阪国税局、財務省大阪税関本関、和歌山県、岐阜県、岡山県、和歌山県警察、和歌山市、大阪市、堺市、和泉市、他
その他
みずほフィナンシャルグループ、関西みらい銀行、紀陽銀行、東京海上日動火災保険、野村證券、岡三証券、日本政策金融公庫、JTB商事、サンゲツ、良品計画、イオンリテール、関西電力、日立製作所、東芝エレベータ、サッポロビール、日本製鉄、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTコミュニケーションズ、日本電気(NEC)、JALインフォテック、日本放送協会(NHK)、アスクル、JTBコミュニケーションデザイン、読売広告社、全国農業協同組合連合会、JR西日本SC開発、京阪電鉄不動産、西日本高速道路、WILLER GROUP、都市再生機構(UR都市機構)、鉄道建設?運輸施設設備支援機構、他
Pickup ピックアップ授業
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Strategic Tourism Management
本授業では、マーケティングの基礎を理解した学生を対象に、専門的な戦略的思考と戦略的マネジメントを学びます。企業や公的機関に業務上求められる有効なフレームワークの確立には、戦略的な意思決定が必要となります。そのような意思決定には戦略的思考と戦略的マネジメントの修得が必須であり、これらの修得のために現在の観光業界で議論されている内容や、これからの観光に影響を与える問題などのさまざまな事例を通じて学びます。
担当教員
佐野楓准教授
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観光映像論
観光映像とは、地域への誘客促進、観光体験の訴求、観光施設の紹介といった、観光に関わる映像をいいます。地域の人口減少や東京圏への人口流出による地域の疲弊をなんとかするために日本では観光が重視されています。そのため、多くの観光映像が毎年生まれているのですが、観光戦略とかけはなれた映像も多いのが現実。そのため、“観光先進国”の観光映像や、少し問題のある観光映像を鑑賞し、その背景を議論することによって、日本のこれからの観光のあり方を本授業では考えます。
担当教員
木川剛志教授
Graduate School 大学院観光学研究科
博士前期?後期課程
高度な専門性と学際性、国際的視野を備え、観光の未来を切りひらき、
持続可能な社会へと導く人材を養成
21世紀において、質?量ともに劇的に発展する観光を、学際的な観点から科学的に解明することを目指すとともに、理論と実践の両面で持続可能な観光の実現を先導する人材を養成するための教育を行っています。
博士前期課程
観光の社会的怠義の探究~地域への
関心と国際的視野、倫理観をもって
観光現象を学際的な観点から科学的に解明する高い専門知識を持ち、応用力、創造力そして人間性に富み、国際的視野で行動できる人材を養成します。
研究推進に必要とされる理論?方法論を学修するための科目を充実させ、観光経営?地域再生?観光文化の3つの分野ユニットの学修と、複数の教員による研究指導体制をとる専門研究を通じて、高度な専門性を養います。
博士後期課程
観光学研究のアジアのハブに
観光学の確立と観光教育研究の高度化?国際化を牽引する高い研究力を持ち、観光に関わる多様な社会的実践に際してリーダーとして活躍できる人材を養成します。
観光学研究で用いられる多様な方法論の内容を理解し、観光学研究の全体像を把握するための演習と、観光経営?地域再生?観光文化の3つのユニットの教員によって実施される研究指導を通じて、観光学研究の到達点を俯轍できる高度な専門性と包括的な課題対応力を養います。
観光地域マネジメント専攻(専門職大学院)
明るい未来をひらく、
観光地域共創人材を養成
日本初の観光地域分野の専門職大学院です。観光を基軸として地域の新たな価値を共に創造し、持続可能な地域の実現を先導する「観光地域共創人材」の養成を目指します。
基盤科目
観光地域マネジメントに必要となる基礎的な知識?能力を身に付けます。
専門科目
高付加価値?革新的な観光地域の実現を目指すための専門的な知識を習得します。
実践科目
実践を通じて観光地域の戦略的意思決定を総合的に学びます。
観光地域プロジェクト
観光地域が抱える課題に対して、教員とメンターのチーム指導のもと学生が立てたプロジェクト計画を学生自らが実施します。





