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和歌の浦誕生千三百年記念大祭レポート
公開日 2024/10/29
2024年10月、和歌山市和歌浦地区(玉津島神社界隈)では「和歌の聖地?和歌の浦誕生千三百年記念大祭」が挙行され、多くの訪問客で賑わいました。
このたびの催しは、724年10月に和歌の浦を訪ねた聖武天皇が土地の景観保全を命ずる詔を発してから1300年目にあたることを記念して行われたものです。古来より和歌の盛んな土地で、多くの歌人が「和歌の浦」にちなむ歌を残し、その後「和歌山」という地名の由来となりました。
10月27日に開催された大祭では当時の聖武天皇行幸行列が再現され、沿道は多くの訪問客で賑わうとともに、冷泉家(藤原俊成?定家を先祖とする「和歌の家」)による和歌の披講や、子どもマルシェの企画など、多くの催しが行われました。
本学では本山貢学長が実行委員会委員として催しに携わるほか、多くの本学学生が行幸行列や会場誘導等の運営ボランティアとして参加しました。また、催しのなかで和歌の浦SDGsプロジェクト(ふるさとに学び、ふるさとを愛する(和歌山学)プロジェクト型学習)を企画した梶本久子氏(現?和歌山市立楠見小学校長)は本学教育学研究科修了生です。
このたびの催しに参加された皆様や運営に携わった多くの皆様に感謝を申し上げますとともに、和歌山大学は地域とともに学びの未来を創る大学として、引き続き「地域社会と共存共栄したバリューチェーンの創造」に尽力いたします。