公開日 2013年11月15日
受賞者:竹平遥(平成24年度?環境システム学科卒業)
学会名:日本建築学会
表彰名:2013年日本建築学会優秀卒業論文賞
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本学科の卒業生、竹平遥さん(現、株式会社東光コンサルタンツ)が、2013年日本建築学会優秀卒業論文賞を受賞しました。
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[受賞論文]竹平遥, ALS患者の遺族の生活環境構築に関する事例的研究
難病であるALS患者の長期在宅介護を行った家族を対象として、患者逝去後の生活環境の再構築過程について詳細な調査を行った労作である。アンケート、訪問調査を基本としたオーソドックスな建築計画研究の手法を用いて丁寧かつ詳細に取り組んでおり、先行研究としっかりと差別化が図られている点も高く評価される。患者の療養時と逝去後の療養環境(間取り)の変化において続き間が特徴的な役割を果たしているなど、建築計画的にも示唆に富む考察がなされている。調査が難しい対象に対して真摯に取り組んだ結果として本研究の充実があり、卒業論文としての完成度は受賞に十分に値する。
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授賞式の様子
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記念品と賞状