公開日 2018年03月28日
- 受賞者:情報通信システム学科 ネットワークサービス研究室 竹内 稜登さん
- 大会名:情報処理学会 第80回全国大会
- 表彰名:大会学生奨励賞
3月13日~15日に早稲田大学 西早稲田キャンパスにて開催されました情報処理学会 第80回全国大会で発表した「災害時可視光通信における変換パターンを用いたビットの誤り訂正手法の提案」の講演に対して、大会学生奨励賞が授与されました。
近年、東日本大震災など災害が増えており、これらの状況において通信インフラが機能しなくなる問題があります。特に夜間に災害が発生した場合、外部との連絡を取る手段は限りなく少なくなるという問題がありました。これらの問題を解決するために夜間でも特定しやすい可視光通信を用いた手法に着目して取り組んでいます。先行研究では光の外乱によるブレによって誤ったビット変換が起きてしまう課題がありました。本研究では予めビット変換のパターンを用意しておき、受け取った結果をパターンと照合し、最も誤差の少ないものを出力することで誤ったビット変換を訂正する手法を提案しました。