コースを構成
配属された第1メジャー(卒業研究を実施します)と選択した第2メジャーの組合せをコースと呼んでいます。つまり、コースはメジャーの組合せで自動的に決まります。また、学生の所属はあくまでも第1メジャーであり、コースとは学びの組合せと考えることもできます。
ここでは、社会に求められている主なコースをご紹介します。
ロボティクスコース
(機械電子制御+電気電子工学)
ロボティクスコースでは、機械電子制御メジャーと電気電子工学メジャーが提供する科目を通してロボットや電子機器を組立てて動かすために必要な要素技術についての教育を行い、産業界から必要とされる最先端ハードウェアに関する複合技術を身に付けた人材を育てます。
ナノテクノロジーコース
(材料工学+化学)
ナノテクノロジーコースでは、材料工学メジャーと化学メジャーとの融合により、物質に関する基礎的法則から先端的な知識までを習得し、機能性ナノ材料の創成やそれを利用した高性能デバイスの開発に貢献できる技術者?研究者を育てます。
コンピュータサイエンスコース
(知能情報学+ネットワーク情報学)
コンピュータサイエンスコースは、知能情報学とネットワーク情報学の2メジャーから構成され、コンピュータの仕組み、プログラミング、情報ネットワークの運用、コンピュータグラフィクス制作、人工知能システム構築など、情報科学の基礎から応用までを身につけた人材を育てます。
環境システムコース
(環境科学+環境デザイン)
環境システムコースでは、環境デザインメジャーと環境科学メジャーの融合により、持続可能な社会づくりに貢献しうる分野横断の視点、専門知識?技術を身につけ、民間企業や公共機関等で、国内外を舞台に活躍できる未来のエンジニア、デザイナーを育てます。
デザインシステムコース
(メディアデザイン+社会情報学)
デザインシステムコースでは、社会情報学メジャーとメディアデザインメジャーの融合により、理数系のマインドと人間中心の考え方に裏打ちされた感性豊かで、新産業をリードする実力を持ったエンジニア、デザイナーを育てます。
環境化学コース
(化学+環境科学)
環境化学コースでは、環境科学メジャーと化学メジャーとの融合により、環境問題を化学の側面から総合的かつ体系的に理解し、化学物質にもとづく安全?安心な社会づくりに対して、幅広い分野で貢献できる人材を育てます。
ナノエレクトロニクスコース
(電気電子工学+材料工学)
ナノエレクトロニクスコースでは、材料工学メジャーと電気電子工学メジャーの科目を学ぶことにより、電気電子技術に関して材料?デバイスから計測?情報処理システムにわたる幅広い知識と応用力を身に付けた人材を育てます。
知能機械システムコース
(機械電子制御+知能情報学)
知能機械システムコースでは、機械電子制御メジャーと知能情報学メジャーが提供する科目を通して、情報?機械?制御に関する基礎から応用までの教育を行い、人工知能技術を応用した知能ロボットなどのインテリジェントシステムを開発する技術者、研究者を育てます。
ネットワーク社会システムコース
(ネットワーク情報学+社会情報学)
ネットワーク社会システムコースは、ネットワーク情報学と社会情報学の2メジャーから構成され、社会におけるコミュニケーションを支える情報ネットワークシステムやソフトウェアと、それらのユーザインタフェースを設計?構築?運用する技術を身につけた人材を育てます。