勝山 颯人さん

2018勝山颯人さん

  • 勝山 颯人さん
  • 先進情報処理メカトロニクス クラスタ
  • 光メカトロニクス学科 2017年3月卒業
  • インタビュー:2018年3月

私は、学部生の頃、進学と並行して、就職活動も行っていました。就職活動では研究開発、設計、生産技術など様々な職種を知るなかで、「新しい技術やシステムを生み出す研究、開発に携わりたい」と思いました。しかし学部生の時の経験だけでは研究がどういったものか想像しづらかったため、自分自身の知識や技術を高めたいと思い大学院への進学を決めました。

私は、誘電エラストマー (弾性のある工業材料で、誘電性を併せ持つもの)を用いた振動発電の研究を行っており、理論の構築からシミュレーション、実験に至るまでを行っています。特に実験では理論通りにいかず何度も失敗しました。そのたびに「何が原因か」を考察し、考察を裏付ける実験を行っていくことで、実験を成功させることができました。失敗しているときは苦しかったですが、その反面成功したときは大きな達成感を感じました。

また、学会発表やシステム工学講究(大ゼミ)では、自分の発表を論理的に伝えていく方法や、質問者の意図を理解して適切に返答する力などを磨けると感じています。企業とはまた違うかもしれませんが、「研究開発」に興味があるなら大学院進学も選択肢の1つではないかと思います。