公開日 2018年05月28日
5月26日(土)に、環境科学メジャーの講義「環境緑化法」(第7セメスタ開講)の一環として、和歌山市の特別な許可のもと、和歌山城西の丸の紅葉渓庭園で植生調査を行いました。
参加する学生は、和歌山城のある地域の地質や和歌山城の歴史について調べる「歴史地理班」、和歌山市の公園などの緑地や緑化に関する制度や取り組みについて調べる「制度班」、そして紅葉渓庭園の植生の変遷について調べる「植生班」に分けられています。午前は、まず、それぞれの班ごとに調査結果を報告し、その後、和歌山市の大山学芸員と小西職員から、事前の質問に対する回答がありました。そして、屋外で、ドローンを用いた庭園の空撮を行いました。
午後は、班ごとに分かれて調査を行いました。植生班では、紅葉渓庭園の名にちなみ、カエデを中心に、分布、高さ、幹の太さを調査しました。班内で役割を分担し、最初は不慣れな様子でしたが、すぐに慣れててきぱきと作業を進める姿が見られました。