吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー_亚洲通官网_现金网游戏-【娱乐平台】

学生奨励賞:森脇蒼誠さん(学部3年)

論文名:「河川環境データを用いたアユ遡上数予測手法の検討」

学会名等:第88回情報処理学会全国大会

受賞日:2026年3月

関連サイト:https://www.ipsj.or.jp/award/taikaiyusyu.html

  • 論文の概要
    • アユは日本の内水面における重要な水産資源であり,河川遡上数の予測は資源管理や種苗放流計画において不可欠である. 従来,和歌山県日高川水系では前年10月の降水量と当年1月の海水温を用いた重回帰式により遡上数予測が行われてきた. アユの遡上は3~5月であるため,従来モデルは遡上前の環境データを用いる設計となっている.しかし,この予測式には2つの課題がある. 第一に,漁業者へ情報提供する時点(12月下旬)では当年1月の海水温データがまだ得られないため,実務上は1月の海水温を用いることができないこと.第二に,2010年以降予測精度が低下していることである. そこで,本研究では,前年データのみを用いた高い精度の予測モデルの構築を目的とする.具体的には,遡上数を「ベースライン」と「環境要因による偏差」に分離するモデルを提案し,3つのベースライン設定方法(累積平均偏差,前年比変化,3年移動平均偏差)を比較評価する.従来モデルの予測精度が低下し始めた2010年以降のデータを用いてモデルを再構築することで,水害等の環境変化の影響下でも適用可能な予測手法を構築し,環境要因の効果を抽出する.
  • 発表時の様子
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  • 発表時のスライド
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