吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー_亚洲通官网_现金网游戏-【娱乐平台】

学生奨励賞:安田大誠さん(学部3年)

論文名:「防災関連情報集約システムにおける関連表示を用いた情報見逃し防止手法の提案」

学会名等:第80回情報処理学会全国大会

2018年3月14日

  • 論文の概要
    • 災害時の情報収集は,災害の状況把握を目的に行われる. 収集する情報には,災害規模,安否情報,警報や避難関連情報,交通運行状況などが挙げられる. 災害時における情報発信手段は多様化しており,災害時に人々が利用する情報収集手段として, Webサービスがマスコミに次いで利用されている. 国や地方自治体は,Webサイトを通じて,様々な防災関連情報を提供しているが, 近年では地方自治体がTwitterを活用した防災関連情報の収集?発信を行っている. このように,インターネット上で提供される防災関連情報には様々な形態がある. 我々はこれまでに,分散した防災関連情報を集約し,個人の属性によって必要な情報をカスタマイズできる 防災関連情報集約システム (以下,先行研究) を開発してきた. しかし,先行研究においてはシステム側がユーザに表示コンテンツを選ばせている. ゆえに,コンテンツの自由度が低く,突発的な事例に対する情報収集が困難であった. そこで,本稿ではインターネット上で提供される防災関連情報から, 従来災害と関連することのなかった語句を抽出?表示する. さらに,ユーザに検索を促すことで,大量に散在する情報の中での重要な情報が見逃されないようになることを目指す.
  • 提案システムの構成
  • 提案システムの構成のスライド
  • 発表時の様子
  • 発表時の様子
  • 受賞時の様子
  • 受賞時の様子