構成
1学科6プログラム制
現代社会は、その解決に複数領域の専門知識を必要する多くの課題に直面しています。経済学部はそのような現代的課題の解決を目指す人材の「進路」を想定し、従来の3学科から1学科6プログラム制へ進化しました。
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エキスパート?コース
現代社会では、高度な専門知識と実務能力をバランスよく備えた人材が強く求められています。経済学部では、こうした時代のニーズに応え、学部と大学院との連携した学びを強化し社会的にニーズの高い領域で即戦力として活躍できる人材を育成する「エキスパート?コース」を設置しています。
エキスパート?コースでは、大学院での学びを見据えた研究指導を行います。大学院進学を推奨するためのカリキュラムを準備し、各自の研究を継続し、専門性を強みにする人材を育てます。
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経済学科の6プログラム
プログラムとは身につける能力?資質に応じて設定された、さまざまな学問領域をクロスオーバーさせた授業科目の集まりです。すべてのプログラムが社会で活躍できるプロフェッショナルへの道をめざすことを目的として設定されています。
グローバル?ビジネス&エコノミー
経済、経営の世界を中心に社会のあり方を、グローバルな視点から学修します。それらを通じて、グローバル化のさらなる進展に対応できうるグローバル人材を目指します。
大規模なグローバル企業のみならず、グローバル展開が急務、生き残りの鍵となっている地域の中堅?中小企業の海外部門、NPO?NGOでの活躍、さらに修士課程に進学することで、国際公務員や国際機関で活躍する人材の育成を目指します。
企業分析?評価
企業価値の分析および評価を、ファイナンス?財務会計?会社法といった実学を中心に基礎を涵養します。同時に、経営戦略やガバナンスの観点からも分祈ができ、経営指標や企業価値を計量的に評価できるカをつけていきます。
最近、最高財務責任者が注目されているように、企業活動で重要な役割を担っています。彼ら彼女らにとって、意思決定の際には企業価値評価は必要不可欠な判断材料となります。金融機関(銀行融資や証券会社増資引受)や会計事務所(事業承継?M&Aの審査)で分析ができる人材、他方一般企業の財務部門(資金調達?運用部署や対金融機関担当部署)で評価できる人材を目指します。
ビジネスデザイン
今日、経済的な問題はもちろんのこと、社会や地域の問題の解決においても、ビジネスが中心的な役割を果たすようになってきています。今日のビジネスは、お金儲けというより、人々のために価値を持続的に創り出す仕組みと位置づけられ、さまざまな問題がビジネスによって 解決されるようになりつつあります。このプログラムでは、最新の経営学や情報技術について学び、ビジネスの改革や新しいビジネスのデザインについて学びます。外部の企業や公的な団体などと連携し実践的に考えます。卒業後の進路としては、一般企業や公共団体などにおける企画部門や社内起業家、コンサルタントやシステムアナリスト、営利的あるいは社会的な起業家などを想定しています。
企業会計?税法
本プログラムの学修目標は、会計学及び税法をはじめとする法学を深く学び、その知識を活かしうる専門職、あるいは、それと同等の高度で専門的な知識を必要とする部門で活躍する人材を養成することにあります。多様化?複雑化する環境に対応できる、アカデミックで体系的な理解を踏まえた実務?実践能力の高いビジネスパーソンを、社会に送り出します。
卒業後は、会計?法制度に関する優れた知識をもとに、組織活性化の支援に取り組む人材や、税理士、公認会計士、不動産鑑定士、 国家?地方公務員、企業の経理?財務部門におけるプロフェッショナルなど、様々な進路が考えられます。
地域公共政策?公益事業
地域の様々な課題を解決する能力を持つ、自治体?公益事業体?シンクタンク職員等を養成します。中心市街地の空洞化、人口減少?少子高齢化、地域産業の衰退など、現在地域が抱える課題は数多く存在しています。地域公共政策?公益事業プログラムでは、現在の日本がかかえる様々な課題を解決するための方法を理論と実践の両面から学ぶことで、地域課題の解決に現場で取り組むための能力を育みます。具体的には、地方行政、地域経済や地域社会の振興?活性化に関係する各種の経済政策?まちづくり?社会福祉など経済学?法律学の科目を中心に学修します。学修内容は学内での講義にとどまらず、実際に現地へと赴いて課題解決のための観察?調査研究をする実習科目もあります。論理的思考カ?分析カ?行動力を兼ね備えた地域で活躍する人材(自治体職員等)を育成します。
サステイナブル?エコノミー
人口?資源など様々な持続可能性が叫ばれる中で、持続可能性という概念自体が困難なものであり求め続けなければならないものです。本プログラムは、それを求め続ける主体となる人材を輩出することを目的とします。
企業社会で日常的に使われる概念となったCSR (Corporate Social Responsibility )の考え方を深く理解する形で、CSR関連部署(CSR部門あるいは総務?人事部門などでの関連セクショ ン)で活躍できる人材を養成します。
※2022年度以降についてはこちらをご覧ください。
エキスパート?コース
高いレベルで専門分野を学ぶコースです。各学生が高い専門性を身に付けられるよう指導するメンター制度と少人数教育を学部早期から実施します。実践的な教育?研修を通じて確かな即戦力も養います。早期卒業や飛び級による学部?大学院教育の一体化を実現しています。
グローバル?ビジネス&エコノミーユニット
国際問題やグローバルな展開について、「イノベーションの創発」?「デザイン?コーディネート」?「グローバルな変化に対する広い政治的?経済的理解」といった観点から分析するための専門的知識を修得します。
都市と地域ユニット
都市?地域の課題として存在している接続可能性について、「交通?土地利用?観光?福祉?健康などの政策?事業分野」?「ビジネス」?「アグリビジネスとフードシステム」といった観点から分析するための専門的知識を修得します。
市場?企業分析ユニット
国内外における経済活動について「金融システムの理論と実践」?「広範な知識?理論や定量的な数量解析」?「会計?税務分野における専門性」といった観点から分析するための専門的知識を修得します。
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