平成28年度 新入生合宿研修会
公開日 2016年04月08日
平成28年4月6日~7日、新年度恒例の新入生合宿研究会が白浜(和歌山県)で行われました。
学校でのガイダンスを終え、新入生と同行する上級生?教員は5台のバスに分乗し目的地へ向かいました。
夕食後、一日目のメインである専攻説明に先立って、教育担当理事?学部長からお話がありました。
教育担当理事は、
「まずは、和歌山大学がどういうところかを知り、これからの学生生活につなげてほしい。
そして、この学部をもっと高めていけるような学生になってほしい。」
と新入生に期待を寄せられました。
学部長は「20数年続いているこの合宿の一番の目的は友達をつくること。
この二日間で、いろいろなことが話し合える関係をつくってください。」
とお話になりました。
永井邦彦学部長
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続いて、緊張をほぐすために仲間つくりゲームが行われました。
共通点のある人同士で集まり、最後は人間知恵の輪、そして簡単な自己紹介をしました。
新入生の皆さんは最初は少し堅い表情だったり、なかなか輪に入れない人もいたものの、だんだん打ち解けて笑顔も見られるようになりました。
人間知恵の輪の様子
そして各専攻に分かれての専攻説明が行われました。
新入生は各自、興味のある専攻を選んで説明を聞きます。
各専攻のブースでは、上級生や担当教員がパワーポイントなどを使って、その専攻の特徴や魅力を伝えていました。
今後の学生生活や将来に大きく関わる専攻決定のため、皆さん真剣な表情で聞き入っていました。
二日目の朝は、専攻希望の調査書の記入から始まりました。
現段階でどこの専攻に所属したいと考えているか、どの免許を取得したいかについて考え、それに基づいて時間割の作成を行います。
昨晩と同様に、各専攻のブースにわかれて、上級生のアドバイスをうけながら時間割を組んでいきます。
専攻によっては上級生が時間割の例をつくって、それを参考にしながら考えることもありますが、希望する免許や資格によって、ひとりひとりの時間割は異なります。
「全部友達と一緒」というわけにはいかないので、新入生は上級生や教員のアドバイスを受けながらじっくり考えていました。
研修を終えた午後、天候不良により海は荒れてしまっていましたが、バスの中から景勝地「千畳敷」を見学したり、「とれとれ市場」にも立ち寄りました。
研修中、何人かの新入生にインタビューして、この研修合宿はどうだったかを訊いてみました。
まず、研修のメインである専攻説明について訊くと、「今まではあまり専攻の中身のことなど知らなかったが、詳しく聞くことができてよかった」、「時間割を組むのにすごくたくさんヒントをもらえた」と答えてくれました。
また、この研修の目的「友達づくり」は達成できたかきくと、笑顔で「はい」、「まだまだ増やしていきたいです」と答えてくれた人もいました。
研修に同行した上級生からは、新入生に「苦労は買ってでもしろ」、や「ポジティブに」、「こつこつ地道にがんばって」などといったメッセージが寄せられました。
「いろいろなことにチャレンジしたい」や「人との出会いを大切にしたい」、「文武両道を目指したい」といった目標をもって、新入生たちの学生生活は本格的にスタートしました。