和歌山大学南紀熊野サテライト連携協議会とは
和歌山県が事務局となり、南紀熊野地域の活性化?文化向上のため、和歌山大学南紀熊野サテライトが地域のニーズに応え、充実した高等教育サービスを提供できるよう運営支援する、和歌山県と地元自治体11市町村や関係団体による協議会です。
「南紀熊野サテライトみらい戦略四期アクションプラン」(令和4年度策定)
南紀熊野サテライトが「地域の知の拠点」として活動するための計画として、大学講義の地域開講等の教育の機会提供だけではなく、紀南地域をフィールドとした、「課題解決?地域価値創造」に資する教育(人材育成)?研究(理論と実践)?実践(政策?地域づくり)の発展のためにアクションプランを策定して年度毎に見直して運営しています。
具体的には3つの事業に分けられ、各項目に数値を決めた目標を設定して活動に取り組んでいます。
3つの事業
- 学校型事業(講義、公開講座、なんくまカフェ等の実施)
- 非学校型事業(地域課題の調査研究、大学と地域の連携等)
- 組織基盤の強化(持続可能な連携組織づくり)
南紀熊野サテライトみらい戦略第四期アクションプラン案(令和4年?令和10年4月の6年間)
※令和4年に第四期プラン12項目をみらい戦略チーム(企画運営会議)で立案しました。
※各項目に成果目標を立てて具現化して年度毎に重点項目を決めて、達成度を見直しながら運営に反映しています。
実施する各項の事業計画
1. 学校型事業
【1-1】実践力のある人材育成、リカレント教育の促進
【1-2】受講ニーズを反映した授業編成の改善
【1-3】県内外の小中高大の連携強化、学生のフィールド教育支援
【1-4】公開講座の充実、開講形態、開講場所の多様化促進
2. 非学校型事業(地域連携、地域貢献)
【2-1】自治体との情報連携強化、地域連携情報収集の強化
【2-2】産学官連携、地域での共同研究、教育、研究プロジェクト支援
【2-3】学生(教員)の地域交流活動の支援、地域情報の提供
【2-4】研究会、学会、現地報告会等の支援、活動成果の発信、授業化、社会実装
3. 組織基盤強化
【3-1】更なる「知の拠点」へ既存の組織や修了生と連携
【3-2】他大学、機関と連携した活動推進
【3-3】同窓会組織や修了生と連携、「知の循環」を推進する活動支援
【3-4】戦略的な広報、PRツール強化、地域振興の取組みに参画
南紀熊野サテライトの「事業方針」、「事業計画」は、連携協議会で策定の「みらい戦略アクションプラン」及び、大学の「中期計画」「基盤組織の事業計画」にあわせて策定しています。また、地域に寄り添う運営に活かすために、周辺自治体や住民、受講者からのアンケート調査を定期的に実施して運営に反映しています。