メジャーQ&A
化学メジャー Q&A
- 化学メジャーでは、どんなことを勉強しますか?
- 化学を第1メジャーとする場合、どのメジャーを第2メジャーとすればよいですか?
- 化学メジャーを卒業したら、どんな分野に就職できますか?
- 化学メジャーでは、大学院に進んだ方がいいですか?
- 化学メジャーでは、研究はどのように進めれられますか?
- 学外で研究成果を発表する機会はありますか?
Q1 | 化学メジャーでは、どんなことを勉強しますか? |
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A1 | 化学メジャーでは物質を研究対象としますが、取り扱う分野としては、電子材料、光学材料、ナノマテリアル、無機材料、天然?合成高分子、生体分子など極めて多岐に渡ります。新たな機能性物質を設計?合成し、機能性を評価するための実験技術に加えて、理論計算によって化学現象を解析する手法(計算化学)についても習得します。 |
Q2 | 化学を第1メジャーとする場合、どのメジャーを第2メジャーとすればよいですか? |
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A2 | 化学を第1メジャーとする場合、第2メジャーとして材料工学メジャーか環境科学メジャーを選ぶ人が比較的多いです。前者は、ナノテクノロジーコース、後者は環境化学コースに対応しています。他にも、化学は物質を用いるすべての研究分野と深く関連するために、さまざまなメジャーとの組み合わせが可能です。また、情報系メジャーなどの直接物質を扱わない研究分野との組み合わせによっても、化学材料の分析?管理などに関する情報工学の知識を習得できると考えています。既存のコース以外の組み合わせを選ぶときは、履修計画について事前に教員とよく相談するようにしてください。 |
Q3 | 化学メジャーを卒業したら、どんな分野に就職できますか? |
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A3 | 具体的な企業名については、「就職実績」(ナノテクノロジーコース、環境化学コース)をご覧ください。化学メーカーに行く学生は多いですが、製薬会社、家電メーカー、機械部品メーカーなどさまざまな分野に就職しています。これは、化学の知識がさまざまな業種で必要とされているためです。計算化学などで学んだ知識を活かして、システムエンジニアになる学生も最近では増えてきました。 |
Q4 | 化学メジャーでは、大学院に進んだ方がいいですか? |
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A4 | 例年、化学系の研究室では6割程度の人が大学院に進学しています。化学の分野で技術職に就く場合、基礎的な実験技術に加えて高度に専門的な知識も必要とされます。このような技術や知識は一朝一夕で身につけることが難しいため、就職活動では院卒業者に有利となることが多いようです。したがって、大学院への進学を強く勧めています。 |
Q5 | 化学メジャーでは、研究はどのように進めれられますか? |
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A5 | 研究室によってもスタイルは異なりますが、基本は朝に登校して夕方頃まで研究室で実験することになります。化学は実験の積み重ねに基づく学問のため、毎日少しずつでもいいからコンスタントに実験を続けていくことが重要です。研究室での日々の詳しい生活については、実際にそこに所属する学生に聞いてみてください。 |
Q6 | 学外で研究成果を発表する機会はありますか? |
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A6 | 化学の分野では、毎年3月に日本化学会春季年会が行われており、そこで発表する人は多いです。他にもさまざまな化学に関連する学会が国内外で開催されており、中には海外で発表する学生もいます。具体的な発表成果について詳しく知りたい方は、化学系の各研究室のホームページをご覧ください。 化学メジャー研究者一覧 |