プロジェクトタイトル
日本の巡礼ツーリズムについて~西国三十三所の形成と展開~
研究者
客員研究員 推薦者
研究ユニット
プロジェクト期間
2019年4月1日~2020年3月31日
プロジェクト概要
西国三十三所とは、718年に奈良長谷寺の徳道上人によって草創された日本最古の観音巡礼である。その範囲は、和歌山県那智勝浦町にある青岸渡寺を第1番札所とし、岐阜県揖斐川郡の華厳寺を第33番札所とした、和歌山県?奈良県?大阪府?兵庫県?京都府?滋賀県?岐阜県の2府5県に亘る。西国三十三所巡礼の成立や展開、各札所寺院間における寺伝の関係性など、研究が必要とされる部分は多い。この研究を通じ、日本の観光の原点たる巡礼の形成過程を明らかにする。